相続税申告・節税対策に詳しい税理士兼弁護士による税務相談|税理士法人リーガル東京 

税理士法人・弁護士法人 リーガル東京へようこそ 相続税申告・相続対策相談室 丸の内線 銀座駅徒歩3分  JR線 池袋駅徒歩5分

無料相談受付中 銀座相談室03-3569-0321 池袋相談室03-3980-3093 受付時間 平日10:00~19:00 土・日・祝日 10:00~18:00

  • HOME
  •  相談員紹介
  • 手続費用
  •  アクセス

相続税対策目的の両親と息子経営会社間の低額売買が係争となった事例

 (依頼者)

<東京都在住 宮田様(仮名)自営業>

 (相談の内容)

東京都内在住の宮田様(仮名)夫婦は,高齢のため自営の小売業を廃業し,自宅近くに所有の賃貸用1棟マンションの賃料収入で老後の生活を送ろうと考えていました。


ところが宮田様夫婦の息子から,「このままだと多額の相続税がかかる。自分が会社を設立して賃貸用1棟マンションの建物部分だけを会社が買い取り,両親を会社役員にして報酬の名目で両親に生活費を支給する。
また,両親の自宅建物も会社が買い取り,住みやすいようにリフォームをする。」という提案を受けました。

 

宮田様夫婦は,相続税対策になってリフォームもしてくれるならと、所有していた一棟マンションの建物と自宅建物を,時価よりもはるかに安い固定資産税評価額で息子が設立した会社に売却しました。


ところが会社から支払われる役員報酬は,以前取得していた賃料収入よりも少なくなり,また自宅建物のリフォームについても,息子は言い訳をして実行しようとしませんでした。
そこで,宮田様夫婦は,賃貸用マンションの建物と自宅建物を息子に騙し取られたと考え,弁護士法人リーガル東京に相談しました。

 (解決の内容)

この係争での教訓は、安易に相続税対策という方法を利用すると、息子の裏切りで、ひどい目に遭う恐れがあるので、慎重に対処しましょう、ということでしょう

宮田様の事情聴取し証拠を検討した結果、弁護士法人は、売買契約の錯誤無効等を主張して返還請求訴訟等を提起し、宮田様夫婦と息子の膨大なメールのやり取りから,息子が生活費の支給と自宅建物のリフォームを宮田様夫婦に約束していたことと,息子が理由もなく少ない生活費しか支給しておらず,また自宅建物のリフォームをしていないことを主張しました。

 

裁判は高等裁判所まで続きましたが,最終的に,裁判所での和解により,宮田様夫婦は自宅建物を取り戻し,また,息子の設立した会社が宮田様夫婦に対して継続的に生活費の支給をすることを確約させました。

 

>>>相続税対策についての詳しい説明はこちら

 

その他の解決事例はこちら

申告期限後に相続税申告をした事例

遺産分割協議ができず申告期限後に相続税申告をした事例

遺産分割協議ができず申告期限後に相続税申告をした事例

遺産分割協議ができず申告期限後に相続税申告をした事例

遺産一部不明で期限後申告をした後、遺言無効で修正申告した例

期限後申告になり相続税を納付したが、後日税金還付された例

対立する長男とは別に長女次男の税務代理で相続税申告をした事例

遺産分割協議により期限内に申告した事例

遺言がないが死因贈与契約を認めさせ、相続税申告をした例

亡父の遺産を長男が全部相続する遺産分割協議により相続税申告

借地契約書の記載条項を根拠に遺産分割協議で希望のとおり相続できたので相続税申告をした事例

遺産のほとんどが金融資産で、相続人の1人と連絡困難だった例

申告期限内に遺産分割できずに申告した事例

遺産分割協議で係争になり各相続人が別々に相続税申告した例

遺産分割調停中に相続税申告をし、調停成立後に修正申告・更正請求 をした例

遺産の詳細が一部不明のまま相続税申告をした事例

遺言等について係争があるも申告した事例

亡長男の妻に不動産を遺贈する遺言があり一部未分割で相続税申告をした例

遺留分減殺請求したが相続人全員で遺言内容による相続税申告をした事例

遺言無効の係争あるが、遺言内容に基づき相続税申告をした事例

遺留分減殺請求されたが、遺言内容に基づき相続税申告をした事例

相続税課税財産の評価を減じて節税した事例

マンション敷地を不整形地評価と貸付事業用宅地で減額し相続税の負担をゼロにした例

貸家建付地の評価減のため遡って確定申告した後に相続税申告した事例

自宅と駐車場の土地評価を工夫して相続税0円とした事例

遺産の貸金2億円を会社破産により評価0円として相続税申告した事例

その他の事例

後妻が無申告で税務調査を受けたが、長男は期限内申告で相続税申告できた例

相続税対策目的の両親と息子経営会社間の低額売買が 親子の係争となった事例

依頼者様にご覧頂きたいページはこちら!

リーガル東京が選ばれる7つの理由

解決事例

専門家紹介

手続費用(弁護士用・税理士用)

事務所紹介

相続と手続の流れ

top_banner_01.jpg
 

この記事の監修者

IMG_9359.JPGのサムネール画像

弁護士・税理士・ファイナンシャルプランナー(AFP)

小林 幸与(こばやし さちよ)

〇経歴

明治大学法学部卒業、昭和61年に弁護士登録。現在は第一東京弁護士会所属の弁護士に加え、東京税理士会所属の税理士、日本FP協会認定AFP資格者。

日弁連代議員のほか、所属弁護士会で常議員・法律相談運営委員会委員・消費者問題対策委員会委員など公務を歴任。

豊島区で20年以上前から弁護士事務所を開業。現在は銀座・池袋に事務所を構える「弁護士法人リーガル東京・税理士法人リーガル東京」の代表として、弁護士・税理士・ファイナンシャルプランナーの三資格を活かし活動している。

Copyright (c) 2017 弁護士法人・税理士法人リーガル東京 All Right Reserved.